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地球は暴走温室効果の瀬戸際

地球は暴走温室効果の瀬戸際

新文明建設に至る各段階


(5章)新文明建設に至る各段階



[1]新文明建設第一段階


1.ネットコミニティの結成と組織化の段階

ネットコミニティは新文明建設の中核となる組織で、市民に金や仕事だけではない別の行き方を提供し、生涯にわたる教育、啓蒙活動、医療、福祉関係、コミニティ型都市の建設や運営に、深く係わる事になります。この組織はこれからの人の人生の、揺り篭から墓場まで、人の人生に深く係わる組織となります。
この制度は当初は大都市において誕生する事になりますが、組織の成熟度合いに応じて三段階から四段階に分けて、各地域に組織やコミニティが結成されます。

2.第一段階、組織作りと食物系の物資の循環システムの構築

★関連法律の整備、相対通貨、通貨の電子化に関する法整備と関連ハードの生産、支援行政組織の結成と整備(自治体やハローワークその他関連法人との連携、)、学歴や経歴に関係なく、インターネットに多数存在している、日本を愛し知識豊かな市民に参加を求め、ネット上に★国民の声★を組織、ネットコミニティ組織の母体となる組織の結成する。

★ネットコミニティこの組織は、2チャンネルで見られるような、歴史や各分野における豊かな経験知識を持つ、中核市民層と一般市民層に分けられ、全ての意思決定はネット上の投票で行われる、直接民主主義制度とするべき。この組織は相対通貨制度運用の中核ともなる組織で、金の持つ力を使い立法、司法、行政と並ぶ独立した権力を持つ事になります。
またネット内で様々な業務を行なうためのソフト整備、コミニティやネット内でリーダーオペレーターとなる人々の教育訓練、マスコミにて新文明建設や新しい制度に関する教育、宣伝も大規模に行われます。

3.第二段階

マスコミ広告業界、遊戯機業界(パチンコ)、高給の公務員等から特別不加税の徴収開始。
ネットコミニティの会員募集と教育訓練の開始と生涯教育プログラムの開始、会員による各種のボランティア活動の開始、会員支援プログラム開始。
コミニティ活動の熟成化と、コミニティによる各種自立支援活動の開始。

☆★丘陵地やゴルフ場跡地などへの実験都市の建設★☆

4.第三段階

★ネットコミニティ内企業活動の支援と育成、ネット内自立者の大量育成、
と会員による車や耐久消費財や住宅等の購入プログラム開始、
農山村地域にへの集団移住地の選定、実験都市での移住前の教育訓練の実施
★また企業や中央省庁の官僚機構のうち電脳化、分散化可能なものから順次、市民の地方移住と併せて行なわれます。民間企業も移住可能な部分から地方移住を促される。

5.第四段階

★各市町村の☆★百年計画★☆による再開発と自給自足システムの建設、都市から農村への、生物の生存欠かせない微量元素の還流システムの構築。
これから二十年から半世紀をかけて全国に数千から一万前後の衣食住エネルギーの自給自足、そして医療、福祉、教育制度から娯楽施設まで完結した小都市の建設(コミニティ形都市建設開始と移住)。このシステムによって食物系の物資循環システムは完結し食物系の物質循環の輪が完結します。これまでが新文明建設の第一段階です。

[2]新文明建設の第二段階として住居系の機械系物質の循環システムの構築。


★これまでの各段階の説明が、文明の流れの方向を大都市への人口の集中を逆転させて、都市から地方へ人口の再配分を行い、そして人が生存するのに必要な不可欠な、食料や資材が、基本的に自給自足が可能な社会から、不完全ながらも、住居から機械類に至るまで、物質循環系が構築されているような社会、小規模なコミニティが長期間にわたって自給自足可能な都市、コミニティ型都市の建設への流れです。この段階の社会でも非常時に強靭な社会で、これから人類襲う危機的状況を、楽々と切り抜け人類と文明社会を守り抜くでしょう。この二段階でコミニティ型の都市文明の建設は一応の完成となりますが、次の段階のバイオコミニティへの過程は、遥かに遠い道のりとなるでしょう。

[3]第3段階バイオコミニティ

限りなく生命体に近い都市の形態、完全な自給自足の都市で、外部の社会からの依存を完全に脱した社会です。人類が進むべき社会の究極の形であると私は考えております。

(6章)丘陵地やゴルフ場跡地などへの実験都市の建設


1.実験都市は新文明建設の総合大学。

★この実験都市では、太陽電池や風力発電による電力を使用した、発光ダイオード等人口光源を利用による、穀物や各種食料生産と家畜の生産システムと、コミニティ内での物質循環と、物質的な閉鎖空間での実験が行なわれる。また各種設備の循環再利用ノウハウ蓄積と、将来各地のコミニティ入植予定者の、教育施設として使用される。この施設は運営の経験を積んだ後は、新文明建設のため必要な、医療、教育、福祉や農業、建設、機械や化学をを含む総合大学的とものとなり、それらを体系的に、学生や入植者たちに、教育伝授する施設となる。

2.世界的な食糧危機が迫っている。

★中東やアフリカの人口急増とやインドや中国等の人口大国の生活水準の向上は穀物需要の急増をもたらし、リン鉱石の枯渇も迫っている。近い将来、世界的な食糧危機が迫っおり、わが国の食料の自給率の向上は、避けて通る事が出来ない問題です。

3.希少元素やリン鉱石などの枯渇は文明を衰退させる。

★現在の都市では、地方から集められた食料は、人に消費された後は、トイレから下水となって、食料となる植物の成長に不可欠な、希少元素やリンなどの貴重な資源とともに海に流され、無駄になっている。このままのアメリカの様な大規模農場と都市の形を変える事が出来なければ、希少元素やりんの不足から、現在の中東や北アフリカで見られるような、不毛の大地が拡大し、やがて全ての大陸で、現在の形の都市や文明がが維持出来なくなる。

4.都市の焼却場や汚水処理場から、地方の農地への大規模な物質循環

★それを避けるためには、都市から地方の農地への、大規模な物質循環のシステムが必要になり、現在は都市の焼却場の焼却灰は、海に埋め立て処分かセメント製造にしか利用されていない。この焼却灰の中の有害重金属や有用金属や化学物質を取り除き、肥料化して田畑に還元するプラントシステムを、新たに構築する必要が出てくる。また下水処理場で焼却処分されている、下水汚泥をコミニティ型都市に還流し食糧の生産実験も、これらの施設で行う必要が出て来るでしょう。

5.コミニティの住民と教育用として、古来の伝統的な循環農法

★コミニティ型都市内では、通常の住民の自給自足用として、都市住民や学生の教育用として古く江戸時代より前から行なわれていた様な、田畑と山林や川や池で構成される、伝統的な物質循環方法での、食料の生産が行なわれる事になる。それは、それぞれの個々のコミニティ内での、物質循環が完結するような形で営まれる。

6.都市住民のため最先端の農法にる、日本全体の食料自給率の向上。

★また同時に、コミニティでは都市住民のために、先に述べた様な、土地に依存しない、風力や太陽電池と、発行ダイオード等の人口光源によって、高度に集約化、機械化、自動化された食料の生産システムとを持つ事になる。このシステムでは通常の肥料や、都市から還流した、焼却場の焼却灰や、濃縮された肥料水や、下水汚泥等の資源によって、食料の生産を行います。そこで生産された食料は、全て都市住民のためのもので、契約家庭に安い値段で個別に配達されるだろう。それによって日本全体の食料自給率の飛躍的向上し、外国からの輸入不必要になり、都市の物質循環の輪が、完結する事になります。


7.核シェルター型コミニティ都市の実験する必要があります。

★これは低い確率なのではありますが、もし核戦争が起こったら、もし小惑星がこの地球に衝突したら、あるいはアメリカのイエローストーン公園や、インドネシアのドバ火山クラスの、超火山が爆発したら、脆弱な現代の都市文明、特に日本のような殆どの資源を外国に頼る、わが国の様な国はもちろん、成層圏まで巻き上げられた、微細な粉塵が長期間にわたって成層圏を漂い、世界の食糧生産は壊滅的打撃をこうむるる。人々は食料を求めてさ迷い歩き餓死し、文明と人類は絶滅する事になる。サイエンス年10月4号によると全面核戦争に至らない、百発程度の核兵器を打ち合う局地的な核戦争でも、核の冬は避ける事は出来ない、という記事が載っておりました。

8.カタストロフィ的な災害の場合、十年以上食料の生産が出来なくなる。

★この様なカタストロフィ的な災害の場合、数年から十年以上にわたって植物が光合成を行えず、食料の生産が不可能になる。そんな長期間にわたる食料の貯蔵も不可能とするなら、電気を使って食料を生産せざるを得ない。アメリカやロシア等エネルギー資源を内陸に持つ国と違い、石油や石炭等の全て輸入に頼るわが国では、その運搬機能の喪失と社会秩序の崩壊から、火力発電は使用不能になる。寒冷化等、気候が不安定になり、水力発電も使用出来なくなる。非常時において、わが国のような資源小国や、人類が最後に頼る事が出来るエネルギー源は、★原子力発電★しかありません。近くに原子力発電所や水力発電所がある場合、その電力の一部を融通してもらい、もしくは、五千キロワットから十万キロワットくらいの安全性の高い(通常の原子炉より、百倍は安全と言われる高温ガス炉が適当かと)小型原子炉を地下深くに建設し、トンネル内の閉鎖空間での、食料の生産実験と物質循環の実験と、居住実験を行う施設を建設する必要もあります。

9.非常時の食料生産に必要な原子力発電設備

★また先に述べた非常時に備えて、全てのコミニティ型都市には通常は運転しない、非常用の原子力発電設備を、地下深くに設置する必要がある。そのような非常時にはコミニティ型都市は、都市住民のシェルターともなります。非常時には都市住民は、自分用に指定されたコミニティに疎開し、コミニティでは、非常用原子力発電機を動かして、穀物等の食料の生産を行う。
通常時は牛や豚等の家畜が、コミニティで生産された穀物を食っているのだが、非常時にはその家畜を屠殺し、その物質循環の輪の中に、都市住民を含めた、住民全てが物質循環の中に入る事になる。そして家畜に与えていた、穀物などの食料を人が直接に食う事で、物質循環が完結するシステムになり、核戦争等の非常時をしのぐ事になる。

10.非常時に文明と人の命を守る、非常用原子力発電

★コミニティ型都市には核融合発電が理想的だが、一世紀以内の実現の可能性は低いと言わざるを得ない。核分裂による非常用原子力発電は、二十年程度燃料の交換無しで運転可能で、その間に通常の食料の生産システムと都市機能は回復するだろう。コミニティ型の都市は、核爆弾等の直撃を受けない限り、都市の住民の生命と、文明を守る重要な機能を受け持つ事になる。
この様に私が提唱する、バイオコミニティとなる前段階のコミニティ型の都市でも、古来の伝統的な農法と同時に、宇宙船などで使用されている、最先端の農法の両方を持つ事になり、それによって文明社会の恒久的な維持を図っているのです。

11.極限の居住環境での、コミニティ型都市の建設実験

★傾斜地やサハラ砂漠やチベット高原やシベリア等あるいは海洋や熱帯のジャングルの中などの極限の居住環境状況でのコミニティ型都市の建設実験も、宇宙船のように水系を完全な閉鎖系にするなら十分建設は可能です。人類が宇宙に進出したり、この地球の生存環境が、極端に悪化してきた場合等に備えるために必要です。

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